2019年1月4日金曜日

「サイゼリヤ」創業者 正垣泰彦氏 オーストラリア進出時の苦労話を語る

日経スタイルに、サイゼリヤのオーストラリア進出時の苦労話が日経スタイルに掲載された。

「失敗生かして強く」 豪州の新工場、ストで難航 
https://style.nikkei.com/article/DGXZZO39383060W8A221C1000000





ポイントは下記の通り。
  • オーストラリア政府と直接交渉して土地を入手
  • 工場建設時、組合加入の勧誘を受け、断ったらストライキ等の妨害に遭った
  • 代替策としてニュージーランドでの工場建設を試みたところ、オーストラリア政府が組合を説得することになった
  • その結果、2000年の工場設立登記から生産開始まで2年間経ってしまった
海外進出には想定外の事態はつきものである。しかし、2年間も経過すると市況も変化し、好機を逃すことにつながりかねないため、工場建設の期間は極力短縮し、一刻も早く生産開始するのが鉄則である。
サイゼリヤが工場建設を開始した2000年は、マクドナルドが平日65円のハンバーガーを投入し、外食産業に大きな影響を与えた年であった。おそらくサイゼリヤとしても、早期にコスト削減する必要があっただろう。
現地事情に詳しいアドバイザーがしっかりアドバイスしていれば、もう少し違った対応になったのではないだろうか?


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