イギリスでGoogleディスプレイネットワークを使用した企業の広告が、問題のある組織が投稿した動画に表示され、活動の資金源になっていることが問題になっています。その問題は国会でも取り上げられ、論議を巻き起こしています。
参照:「プログラマティック広告対策 ホンダ、日産、ソニーの回答」(Newsポストセブン)
日本ではまだ深刻な問題として認識されていませんが、海外向けにネット広告を出稿する上ではこうした海外における政治的な環境を把握しておくことが非常に重要になります。YoutubeをはじめとするGoogleディスプレイネットワークの広告掲載基準はまだまだ制御しきれない領域なので、海外におけるWeb広告は国内向けWeb広告にも増してチェック体制が厳しくなければリスクが高い施策と言えるでしょう。