2016年7月12日火曜日

フィリピン:外資規制リストの対象業種を削減する意向を表明

フィリピンの新しい貿易産業長官 ラモン・ロペス氏が、外国資本の投資を規制、禁止する業種を記載したネガティブリストの見直しを表明しました。新たに大統領に就任したデュテルテ氏の意向を反映したものです。まだ具体的な業種は明らかになっていませんが、これによって海外からの投資活性化が見込まれます。
これまでも外資規制リストは定期的に見直されてきましたが、海外の投資家はフィリピンの外資規制が厳しいと評価していました。
弊社のフィリピン・ビジネスパートナーも、フィリピン進出のご相談が寄せられると、現地企業との合弁や現地経営者の紹介を通して進出を実現してきましたが、今後は直接投資が可能になるかもしれません。
デュテルテ大統領の新しい経済政策は注視されているところですが、まずは外資系企業にとっては歓迎すべき政策が実現する見込みと言えるでしょう。


参照サイト

MANILA BULLETIN - New DTI chief wants to trim down Negative List
http://www.mb.com.ph/new-dti-chief-wants-to-trim-down-negative-list



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