株式会社日本総合研究所調査部マクロ経済研究センターはアジア・マンスリー2016年8月号を発行しました。その中で研究員の塚田雄太氏が「日系製造業の注目度高まるフィリピン-新政権への期待」と題するレポートを掲載しています。
同レポートの中では、
・フィリピンを有望事業展開先として回答する日系製造業企業の数が増えていること
・その背景には製造拠点・消費市場としての高い魅力と安定的な経済成長、投資環境の改善があること
・新大統領ドゥテルテ氏が発表した社会経済プログラムに注目が高まっていること
が触れられています。
レポートの詳細は下記をご覧ください。
日本総研 - アジア・マンスリー2016年8月号
http://www.jri.co.jp/file/report/asia/pdf/8887.pdf
ドゥテルテ氏はダバオ市長時代に治安回復に手腕を発揮した反面、大統領になってからはフィリピン国内の治安が不安定になっている面も見られます。これまでも多くの日本企業の方と話してきましたが、フィリピンの治安を不安視する声は多く聞かれました。逆に言うと、この治安の問題が解決できれば、フィリピンの市場や製造拠点としての魅力は飛躍的に高まるでしょう。
新大統領の手腕が国政でも通用するか?注視していきたいポイントです。