中小企業の海外進出動向調査(帝国データバンクのサイトへ)
この調査によると、海外事業の今後の展開方針は
- 拡大意向:52.5%
- 現状維持:41.9%
- 縮小・撤退意向:5.5%
となった。
理由としては
- 海外での需要増:60.4%
- 取引先企業の海外進出:49.8%
が多くなっており、多くの企業が海外での需要増を見越して海外進出を志向し、その動きに合わせて他社も海外進出する流れが見える。
成長市場で大きく売り上げを伸ばすためには、当然のことながら成長の初期段階に参入し、成熟期に入る前までにシェアを獲得することが必須である。現在、東南アジア諸国を中心に成長段階にある市場は多く存在するが、昨今の中国市場のように、いつ成長が鈍化するかはわからない状況である。まだ成長の見込める現段階で、現地の市場動向をしっかりつかみ、進出可否の判断をしていただきたい。