(参照:【動画】グローバルブランド検証 第5回!オレオ(OREO)は本当に美味しいか?)
今回の検証内容
今回は、長らく衰退傾向にあったにもかかわらず、各社がインフルエンザ予防やピロリ菌の活動抑制などの効能を持つ成分を含む新商品を投入し、再び市場規模の成長が始まったヨーグルト市場に着目。中でも、最近日本でも人気が出始めたギリシャヨーグルトでの検証となった。グローバルブランドは、今年(2015年)3月に日本市場に参入したダノン オイコスである。
一方、国内ブランド代表は、日本でいち早くギリシャヨーグルトを市場投入した森永乳業の濃密ギリシャヨーグルトパルテノである。
さて、どのような結果となっただろうか?
検証方法
- 検証日:2015年7月27日
- サンプル数: 5人(男性2人、女性3人) 年代は30代~40代
- 調査方法:ブラインドテスト(ダノンと森永のギリシャヨーグルトを目隠しした状態で試食し、どちらが美味しいかを回答する)
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森永(A)とダノン(B)のギリシャヨーグルトを目隠しした状態で試食 |
検証動画
検証の様子を動画に収めたので、ぜひご覧いただきたい(再生時間 7分37秒)検証結果
時間の無い方は、動画の6分43秒の辺りを見ていただければ結果がご覧いただける。今回もなかなか面白い結果となった。特にキーとなったのが、ヨーグルトそのものよりもブルーベリーソースの味である。この趣向はいろいろなものがあるが、グローバルで親しみのある味と、国内で日本人にカスタマイズして作られた味の支持の差が結果に出てきたものと考えられる。また、果肉が豊富かどうかも評価に影響を与えるようである。
今回は男女の偏りもなく、純粋に好みの問題で評価が分かれたといえるであろう。
個人的な感想としては、この検証をやるまではあまりギリシャヨーグルトを食べる機会がなかったが、とてもおいしいデザートであることがわかった。今度は別の味もためしてみたいものである(笑)。



