2015年6月30日火曜日

【動画】グローバルブランド検証 第1回!7Dのドライマンゴーは他のマンゴーと比べて本当に「美味しい」か?

先日の投稿で、7Dのドライマンゴーはグローバル展開したブランドであることを書いた。
(参照: フィリピンのお土産 迷ったらこれ! 屈強のグローバルブランド 7Dのドライマンゴー)

しかし、ふと疑問に思ったことがある。
「本当に7Dのドライマンゴーは美味しいのか?」

わからないことは検証する。それが私のポリシーとでもあるので、サンプル数は非常に少ないが、検証することにした。

検証方法

  • 検証日:2015年6月30日
  • サンプル数: 6人(男性3人、女性3人) 年代は30代~40代
  • 調査方法:ブラインドテスト(Aを7D、BをProfoodのドライマンゴーとし、目隠しした状態で試食し、どちらが美味しいかを回答する)
Aが7D、Bは別ブランドのマンゴー


目隠しをした状態で試食

検証動画

検証の様子を動画に収めたので、ぜひご覧いただきたい(再生時間 6分04秒)


検証結果

 なんと!意外なことに、7Dのドライマンゴーではなく、Profoodのドライマンゴーを「美味しい」と答えた人が多かった。まさに、衝撃の結果である。


もちろん、サンプル数も少ないし、味の感じ方には個人差があるので、必ずしも7DよりもProfoodの方が美味しいということは言えないが、知名度の違いを考えると、この結果はなかなか興味深いものがある。まさに、ブランドイメージの影響の大きさを物語る検証結果であった。

・・・と、検証したは良いものの、今回は7Dのドライマンゴーを買ってきてしまった。次回は複数のドライマンゴーを買ってきて、テイスティングしてもらった上で好きなドライマンゴーを選んでもらうのが良いかもしれないと思うのであった。




2015年6月29日月曜日

台湾の最新消費者動向を知りたい方へ/グローバルマーケティングフォーラム(リアルイベント) 2015年7月のご案内

台湾に在住していた消費者が参加するパネルディスカッションを交えた実践的なセミナー。

台湾でのグローバルマーケティングを検討されている方はぜひご参加を!

毎月恒例となっている弊社主催のリアルイベント、「グローバルマーケティングフォーラム」を2015年7月も開催する。今回はグローバルマーケティングの中でも台湾における消費者の動向にフォーカスして、実際の消費者(弊社へのインターンシップ生)の声を聞きながら、日本の製品(主に一般消費財)を台湾で売る際に生じる問題とその解決策について考察する。
単に講義するだけでなく、演習の時間を設けることでより理解を深めやすい構成のフォーラムになっている。

 対象者

 ・台湾の消費者動向について知りたい方。
 ・グローバルマーケティングの担当者になったが、具体的に何をどうすればわからない方。
 ・これまで自分なりにグローバルマーケティングを進めてきたが、一度構造的に頭を整理したい方。 

 

 日時

 2015年7月24日 18:00~20:00

 

場所

 アーバンネット神田カンファレンス
 (東京都千代田区内神田三丁目6番2号 アーバンネット神田ビル2階)

 

当日のスケジュール

 18:00~18:30 制約理論の問題解決手法
 18:30~19:15 台湾における消費者動向
 19:15~20:00 参加者同士の交流会

 

費用

 3,000円
 7月10日(金)までに申し込まれた方は早期割引で2,000円。

 

お申込み







前回開催時の様子は下記のURL参照。

 http://www.globalmarketing.jp/2015/06/20156.html


2015年6月28日日曜日

フィリピンのお土産 迷ったらこれ! 屈強のグローバルブランド 7Dのドライマンゴー

フィリピンから日本へ帰国する時のお土産は何が良いか?
人それぞれ好みはあるが、あれこれ迷って決められない場合やお土産選びに時間が取れない時はドライマンゴーを買って行くのがおススメである。中でも7Dのドライマンゴーをオススメしたい。

グローバルマーケティングの成功事例:フィリピンのお土産の定番 7Dのドライマンゴー

7D ドライマンゴーの歴史


7Dのドライマンゴーは、すでに世界展開されており、ハワイやグァムといった南国でも見かけるようになっている。もはや、フィリピンの会社であることも忘れられているのか、中には、ハワイのお土産として勧めている人もいるぐらいである。あの有名サイト、All Aboutでも、グアムのおすすめお土産の口コミ」として7Dドライマンゴーが紹介されている。かつて、海外においてSONYが日本の会社であることを知らない人がいたのにも似た状況であり、グローバルブランドの地位を確立していると言って過言ではない。

7Dの起源は、1972年にフランシスコ・P・デイヴィッド氏が個人で始めたマンゴー栽培事業である。元々は単にマンゴーを集中的に栽培していたのであるが、開花誘導に硝酸カリウムを取り入れたことで生産力が高まり、一気に規模が拡大した。そのマンゴーは、フィリピン全土はもちろんのこと、オーストラリア、香港、シンガポール、イギリス、そして日本にも輸出されたのである。この時点で、既に世界展開されていたのである。

そして1978年、 ドライマンゴーが誕生する。7Dのドライマンゴーは、フィリピンのセブ島で獲れる「カラバオ・マンゴー(Carabao Mango)」から作られている。7D独自の製法により、柔らかいまま乾燥させた上に、酸味を残しつつ甘みを加え、バランス良い味に仕上げられている。フィリピンには7D以外にも多くの会社がドライマンゴーを商品化しているが、このカラバオ・マンゴーを使っている点と独自の製法は真似できないため、圧倒的に7Dのドライマンゴーの支持率が高い。

7Dドライマンゴーの思い出


実はこのドライマンゴーには思い出がある。今から数年前、初めてのフィリピン出張の時である。これだけ有名な7Dのドライマンゴーを何としても手に入れたく思い、マカティのお土産屋とスーパーマーケットを探し回った。

1軒目。SM MakatiにあるKulturaというお土産屋さん。店内を調べてみるが・・・無い!

2軒目。同じくSM Makatiのスーパーマーケット。ここでも店内を調べる・・・しかし、無い!



3軒目、The Landmarkのスーパーマーケット。・・・やっぱり無い。

結局、

結局、マニラでは見つからない。

次の滞在先はセブ島。7Dマンゴーの本場、セブ島ならあるだろうと思い、SM City Cebuへ。・・・しかし、無い。



その他、いろいろ回ったものの。発見できず。
仕方なく、別ブランドのマンゴーを買って帰ることとなった。このように、7Dのドライマンゴーはたまに品薄状態になるので注意が必要なのである。

手に入らないと欲しい気持ちはさらに強くなるものだ。それ以来、7Dのドライマンゴーは私の中でフィリピン出張時の「マスト買い」アイテムとなった。

結局、どこで買うのがおススメか?

上記のように、たまに品薄になる7Dのドライマンゴーであるが、空港などで買うよりも市内のスーパーマーケットまたはお土産屋で買うのが少し割安なのでおススメである。
中でも、上記で挙げたSM Makatiで買うのがおススメである。2階にKultura、地階にスーパーマーケット、この2つのお店で買うことができるため、万が一品薄の場合でも、どちらかには売っていることが多い。

今回(2015年6月)に滞在した時も、Kulturaでは在庫切れであったが、スーパーマーケットには山積みになっていたので、たくさん買ってきた。明日から順次配付予定である(笑)。


グローバルマーケティングの成功事例:フィリピンのお土産の定番 7Dのドライマンゴー山積み写真


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2015年6月25日木曜日

店舗数はマクドナルドの約2倍!フィリピン最大のファストフードチェーン

フィリピンに行くと、街のいたるところで看板を見かけるファストフードチェーンがある。Jollibee(ジョリビー)というチェーンで、可愛らしいハチのマスコットがその目印だ。

グローバルマーケティング事例:Jollibee

メニューはハンバーガーやフライドチキンを楽しめる。 特に、独自のグレイビーソースが人気を博しており、フィリピン人の圧倒的な支持を得ている。また、子供が喜ぶ甘めの味のスパゲティミートソースも販売しており、ファミリー層にも人気がある。

グローバルマーケティング事例:Jollibeeのメニュー
Jollibeeのメニュー例。ライスの右にあるカップがグレイビーソースである(ふたを取って写真を撮れば良かった。。。)
店舗数はフィリピン全土で約800に上る。
日本ではファストフードの代名詞的な存在であり、グローバルレベルで言えばNo.1の店舗数を誇るマクドナルドが、フィリピンでは約400店しか展開していないことを考えると、この800店という数字がいかに大きいかがわかるであろう。同じく、日本では「フライドチキンと言えばケンタッキー(KFC)」であるが、フィリピンのKFCはJollibeeほど賑わっていない。
Jollibeeはフィリピン以外にもアメリカ、ヴェトナム、香港、サウジアラビア、カタール、ブルネイに進出しているが、やはりフィリピン国内ほどの店舗数にはなっていない。きわめてローカル色の強いファストフードチェーンである。

グローバルマーケティングにおいて、こうした地元の有力なプレイヤーの存在は頭が痛いものである。Jollibeeの商品に似せた商品を取りそろえ、真っ向勝負を挑んでもまず勝ち目はないだろう。独自路線を貫くことで差別化し、地道にファン層を拡げる戦略を取りたいものである。場合によっては、国としての優先度を下げ、自社のファン層を多く獲得し、多くのシェアを取れる国に注力した方が良いかもしれない(マクドナルドもそうしているように感じる)。

ちなみに、フィリピンに行くとJollibeeが日本進出を狙っており、その独占販売権を得られるかのような話を持ち掛けられる詐欺が流行っていたことがある。しかし、最近は日経新聞が報じるように、本当に日本進出を検討しているようである。

比ジョリビー・フーズ、日本進出を検討 
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDX24H1N_U5A320C1FFE000/

日本で食べられる日も近いかもしれない。が、詐欺に引っかかる人も増えるのではないかと気がかりである。

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2015年6月21日日曜日

フィリピン人に喜ばれるお土産に見るグローバルマーケティングの難しさ

フィリピン人に喜ばれるお土産は何か?と、よく質問されることがある。
私は真っ先に「日清のカップヌードル!シーフード味」と答える。今までいろいろな日本食や日本のお菓子をお土産にあげてきたが、このカップヌードルが一番喜ばれる。私がフィリピンに行くときは箱買いしていくし、マニラのニノイ・アキノ国際空港で手荷物が出てくるのを待っていると、このカップヌードルの箱がいくつも出てくる。


では、フィリピンでこれが売っていないのか、と言えば、当然、日清食品ほどの会社がこのビジネスチャンスを逃すはずはなく、現地でもこのシーフード味のカップヌードルは売っている。しかし、フィリピンの人たちは、フィリピンで売っているカップヌードルと日本から持ってきたカップヌードルは味が違い、日本から持ってきたカップヌードルでなければ美味しくないと言うのである。
本当だろうか?
お土産でもらった嬉しさや日本から持ち込んだという事実が味覚に影響しているのか?
もし、日清食品が現地向けに味を変えているとしたら、わざわざ現地化したことによってビジネスチャンスを逃しているのであるから、グローバルマーケティング上の失敗と言っても過言ではない。(もちろん、その分日本で売れているのだから良いという考え方もあるが)。
真相はまだ解明できていない。

そして、今日も大量のカップヌードルがマニラに向けて飛び立つのである。

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2015年6月19日金曜日

グローバルマーケティングの対立軸は何か? / グローバルマーケティングフォーラム 2015年6月 開催報告

2015年6月19日(金)に、神田オーシャンビル共用会議室(東京都千代田区)にて、『グローバルマーケティングフォーラム 2015年6月』が開催された。グローバルマーケティングフォーラムは制約理論(TOC: Theory of Constraint)の問題解決手法を用いて、グローバルマーケティングにまつわる課題の解決策を出席者も参加して考察する、参加型セミナーである。


冒頭、講師の岩本の方から、グローバルマーケティングフォーラムの狙いと制約理論(TOC: Theory of Constraint)の問題解決手法についての説明があった。



本題のグローバルマーケティングの課題は、本ブログの中でこれまで挙げてきた課題につき、実際の解決策を考える場となり、出席者も交えた活発な議論が交わされた。


フォーラムの動画(一部のみ)は下記参照。

 



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2015年6月15日月曜日

「爆買い」に頭を悩ますホテル業界

最近、中国人観光客の「爆買い」が話題となっている。この「爆買い」とは、中国人観光客が帰国後にお土産にしたりネットで売ったりするために、日本の化粧品や医薬品、家電などを大量買いして持ち帰る現象のことである。観光庁のデータによると、訪日外国人全体の旅行消費額は2兆278億円に上り、そのうち5583億円は中国人となっている。百貨店や家電量販店は この「爆買い」のために潤っており、日本経済にとっても好影響を与えていると言ってよいだろう。

ところが、この「爆買い」に頭を悩ませているのがホテル業界だ。




私が東京の大手ホテル関係者にインタビューしたところ、「爆買い」する中国人の買物量は半端が無く、1人あたり段ボール2~3箱買う人も珍しくない。すると、ホテルの部屋に持ち込もうにも、日本のホテルの部屋のサイズでは手狭になってしまう。フロントで荷物を預かろうとしても、「爆買い」する観光客が複数いるとストックが足りなくなってしまうのである。
日本政府としては今後、 2020年に訪日外国人旅行者数を2,000万人にすることを目指しており、ホテルの宿泊客も増加する可能性が高い。しかしながら、さらに多くの観光客を受け入れるのであれば、ストックの増強も含め、ホテルの設備を見直す必要に迫られる。

同様に、公共交通機関や主要駅やイベント会場、観光地も今のままでキャパオーバーになりかねない。今後、東京という街全体の導線設計を早急に見直す必要があるだろう。


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2015年6月13日土曜日

グローバルマーケティングにおける評価指標のあるべき姿

これまで見てきたように、グローバルマーケティングがうまく推進されない根本原因は評価指標にあることが多く、実は組織改革を含めて事業のやり方そのものを変えないとうまくいかないのである。にも関わらず、多くの場合「マーケティング」と言うと広告宣伝の話に終始し、「マーケッター」と言うとキャッチコピーを考える人やデザインコンセプトを考える人がイメージされる傾向にある。また、Web業界においては、単に検索エンジン対策をすることやWeb広告の出稿を「Webマーケティング」と呼ぶ人もいる。こうした小手先の施策は、一時的にうまく行ったとしても永続的に組織がうまく回り続けることはない。

では、どうしたら良いか?

まず、目標設定の適正化が必要だ。
国内や海外という枠組みを外し、グローバルで売上や利益が最大化する方法を考えるのである。国内営業、海外営業という考え方は廃止し、グローバル営業という枠組みが必要だ。むしろ、営業や製品開発、生産といった機能別に目標を設定することも避けるべきである。全部門共通の目標を設定する作業がまず重要である。


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グローバルマーケティングの課題のまとめ

これまでグローバルマーケティングの課題について述べてきた。

(1)顧客を特定しにくい
(2)顧客ニーズが把握しにくい
(3)商品を現地事情に合わせるのが難しい
(4)適正価格がいくらかわからない
(5)販売チャネルの決め方がわからない
(6)広告宣伝における訴求方法がわからない
(7)市場投入するタイミングがわからない
(8)納品するタイミングがわからない

一般的によくある改善活動では、それぞれの課題に対する解決策を見つける作業に進んでしまう。いわゆる対症療法である。
例えば、「社員の士気が低い」という課題があるとすれば、「社員の士気を高めるために社歌を作って毎日歌う」という解決策を提案するのである。

 しかし、それはさらに問題を深刻化しかねない。1つ1つの解決策を検討する前に、こうした課題の根本原因を見つけることが重要となる。

これらの根本原因は何か?

上記5つの課題に共通している点は何か?
その1つは、現地の情報が不足していることである。

しかし、これが根本原因だろうか?
たしかに、これから海外進出しようとしている企業にとってはこの問題は深刻であろう。しかし、私は17年にわたるコンサルティング経験の中で数多くのグローバル企業を見てきたが、現地の情報があったらうまくいくというわけではない。現地法人の担当者が情報を上げても、本社での意思決定される段階になると、なぜか本社の意向や日本国内の工場の声が強くなってしまうこともある。現地の情報があればうまくいくというわけではない。

現地の情報があっても、本社の意向や国内の工場の声が強くなるのはなぜか?
まず、国内の工場の声が優先される理由であるが、以前に述べた通り、一般的には「製造コスト」を下げることが推奨されており、また、稼働率を上げる努力も奨励される。現地の仕様にカスタマイズすることが、段取り替え時間の増加につながり、「製造コスト」の増加や稼働率の低下につながるのであれば支持は得られにくい。

では、本社の意向が強くなるのはなぜか?

これは大きく2つの理由が考えられる。
1つは「製造コスト」と同様に「販売コスト」がかかることが多いからである。特に国内工場で生産した商品を国内で売る場合と海外で売る場合を考えると、輸送費が余計にかかるので海外で販売した方がコストが高くなる。コスト増になるのであれば、コストの安い国内での売り上げを伸ばした方が良いと考えがちなのである。

もう1つの理由は、多くの場合は国内担当者と海外担当者が別の人物になっており、会社における業績評価は、それぞれの人物のパフォーマンスを評価する仕組みになっていることが挙げられる。
国内担当者と海外担当者がそれぞれ売上を向上させようとすると、当然、予算の配分、人員配置、商品の仕様など、自分の担当している領域に有利にしてもらいたいと考えるようになってしまう。国内担当者と海外担当者が同期の人であれば尚更その傾向は強い。

実はこの業績評価制度が根本原因となっており、評価制度を最適化することで、これまで挙げてきた課題も同時に解決できるのである。

次回以降、どのような評価制度にする必要があるか、考察する。




2015年6月1日月曜日

"Coffee"は「コーヒー」か? 英語公用語時代におけるカタカナ英語の弊害

私が代表を務める株式会社グローバルブレインスクエアでは、東京オフィスにも中国人が在籍している。
ある時、英語が得意な弊社の中国人スタッフ(現在はアメリカ留学中)が日本のカフェでコーヒーを注文しようとした。
日本にまだ慣れていなかったこともあり、特に意識することなく"Coffee please"と注文したのだが、店員さんには通じない。
聞こえていないのかと思い、大きな声で"Coffee" (敢えてカタカナにすると「カーフィー」)と伝えるが通じない。

おかしい。"Coffee"はアメリカにいようが日本にいようが"Coffee"のはずだ。なぜ通じないのか?と悩んでいるようだったので、私が「コーヒーお願いします」と頼んであげた。すると、店員さんは「コーヒーですね!お待ちください」と、行ってしまった。私は中国人スタッフに、「次回から『コーヒー』と発音すると通じるよ」と教えてあげたが、どうも納得がいかないようであった。



日本人は"Coffee" を英語の発音ではなく、日本式の発音で「コーヒー」と発音するが、海外の人にとっては、"Coffee"は"Coffee"であるから、やっぱり"Coffee" と言ったらすぐに理解してほしいであろう。
日本国内がグローバル化し、英語が公用語となりつつある時代においては、こうしたカタカナ英語の弊害も徐々に取り除いていかねばならないのである。


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