2015年12月20日日曜日

中小企業の過半数が海外事業拡大の意向:帝国データバンク調査

2015年12月18日、帝国データバンクが中小企業の海外進出動向調査の結果を発表した。

中小企業の海外進出動向調査(帝国データバンクのサイトへ)

この調査によると、海外事業の今後の展開方針は


  • 拡大意向:52.5%
  • 現状維持:41.9%
  • 縮小・撤退意向:5.5%


となった。

理由としては


  • 海外での需要増:60.4%
  • 取引先企業の海外進出:49.8%

が多くなっており、多くの企業が海外での需要増を見越して海外進出を志向し、その動きに合わせて他社も海外進出する流れが見える。
成長市場で大きく売り上げを伸ばすためには、当然のことながら成長の初期段階に参入し、成熟期に入る前までにシェアを獲得することが必須である。現在、東南アジア諸国を中心に成長段階にある市場は多く存在するが、昨今の中国市場のように、いつ成長が鈍化するかはわからない状況である。まだ成長の見込める現段階で、現地の市場動向をしっかりつかみ、進出可否の判断をしていただきたい。

2015年11月21日土曜日

中小企業の海外進出支援:政府の「総合的なTPP関連政策大綱」原案

2015年11月21日の各新聞社の報道によると、25日に発表される「総合的なTPP関連政策大綱」で中小企業の海外進出支援が盛り込まれる予定である。

環太平洋経済連携協定(TPP)の大筋合意を受け、政府が25日にも決定する「総合的なTPP関連政策大綱」の原案が20日、分かった。
 中小企業の海外進出を支援し、市場開拓や事業拡大に6割以上が成功する目標を掲げるなど、TPPを追い風にした「攻めの政策」を打ち出した (YOMIURI ONLINE 2015年11月21日 より引用) 
市場開拓や事業拡大に6割以上が成功できるように支援するというもの。裏返せば、現状の海外進出は成功割合がそれほど高くないということである。弊社のフィリピンにおけるビジネスパートナーによると、
「設立された現地法人の8割は休眠状態に陥っている」
とのことである。

なぜ、成功確率が低いのか?その要因の多くは現地事情の理解不足にある。
海外展開で成功するためには、現地消費者のニーズのみならず、文化や商慣習に関する理解が不可欠だ。日本と同じような感覚で現地法人を開設し、売掛金の回収に苦労しているという話もよく聞く。
中小企業庁が実施した調査においても、多くの中小企業が「販売先の確保」や「信頼できる提携先・アドバイザーの確保」を上位に上げており、現地におけるネットワークの重要さが認識されている。

輸出を成功させるために最も重要と考えている
(成功と失敗の分かれ道となる)取組
(輸出の開始によって売上高が増加した企業と増加しなかった企業)

資料:「中小企業の海外展開の実態把握にかかるアンケート調査」
(2013年12月、損保ジャパン日本興亜リスクマネジメント(株))

弊社(株式会社グローバルブレインスクエア)では11月30日に新サービス「グローバルビジネスマッチング(GBM)」を公開する。このサービスは、日本企業の海外進出を現地パートナーが直接支援するサービスである。現地事情を熟知した現地の会社が支援することにより、中小企業であっても海外進出の成功確率は格段に高まる。弊社はこのサービスを通じ、TPPを契機に海外進出を検討する中小企業を支援していく。


新サービス「グローバルビジネスマッチング(GBM)」
もちろん、弊社以外にも様々な海外展開サービスが提供されている。こうしたプロの視点を生かした、中小企業の海外進出の成功確率が高まることを切に願うばかりである。十分な準備も無いまま「まずは海外現地法人を作りましょう!」と言ってくる「専門家」は要注意である。

2015年11月15日日曜日

レンタルスマホ、レンタルWifi事業に暗雲か? : 香港で展開される無料スマホレンタルサービス"handy"

香港滞在中、ガイドさんから無料のレンタルスマホサービスの紹介があった。

・ネット接続無料
・日本への国際通話無料
・テザリングでwifiルータとしても使用可能

「そんなサービスあるのか?」と一瞬我が耳を疑いたくなるが、香港には実在するのである。"handy"と呼ばれるサービスで、ホテルなどで無料のスマホを貸し出している。

香港の無料スマホ貸し出しサービス"handy"

私が滞在しているホテルでは、部屋に置かれており、滞在中、自由に持ち歩くことができる。
このサービスがあれば、わざわざ海外用の携帯電話なwifiルータを借りる必要は無くなってしまう。もちろん、携帯電話キャリアの海外パケ放題など不要になるだろう。香港の街中を散策する時は、この"handy"を持ち歩けばよい。空港ではフリーWifiが完備されているので、空港でも不便なことはない。

世の中、そんなうまい話があるわけなかろう。きっと使いにくいはずだ・・・、と思って、試しに持ち歩いてみたが、操作性は全く問題ない。最初に使う時に1分程度の動画広告が流れるが、その後は普通のスマホのように使える。

"handy"からはネットショッピングが可能。
市内レストラン・ショップの割引チケットも入手可能
広告収入で賄っているのかもしれないが、広告が前面に押し出されているわけでもない。あくまで、ガイドブックと同様に必要に応じて情報収集ができ、お店やレストランによっては割引チケットが入手できる。

旅行者が良く使うFacebookやGmailのアプリはインストール済み
旅行者にとって人気のあるFacebookやGmailといったアプリはインストール済みですぐに使えるようになっている。カメラも付いているので、パケット料金を全く気にすることなく、撮った写真はすぐシェアできる。

この無料スマホ貸し出しサービスの影響は大きい。前述の通り、WifiルータやSIMカードのレンタル業者は大きな影響を受けるだろう。また、今後こうしたサービスが世界中で広まれば、日本でもまたインバウンド需要を見込んだ無料スマホ貸し出しサービスに対するニーズが高まるだろう。インバウンド需要の取り込みを考えている事業者は、こうした時代の変化を見越し、先回りして対策を検討する必要がある。








   

2015年10月29日木曜日

第5回Web&デジタル マーケティング EXPO【秋】に出展しています。

弊社グローバルブレインスクエアは、2015年10月28日(水)~30日(金)まで幕張メッセで開催されている、「2015 Japan IT Week 第5回Web&デジタル マーケティング EXPO【秋】」に出展中しています(ブース番号 7-11)。今回は過去最高の540社が出展する展示会となり、会場には多くの方にご来場いただいています。

弊社は、「ゼロから始める」シリーズとして、2つの新サービスを出展しております。
1つは、日本企業の海外進出を現地企業が直接サポートする「グローバルビジネスマッチング(GBM)サービス」(11月中にサービス公開予定)。
もう1つは、簡単な質問に答えるだけで、ビジネス環境に合ったホームページデザインのテンプレートが選べる「中小企業向け おまかせホームページサービス」です。

特にグローバルビジネスマッチング(GBM)は大好評で、弊社ブースには常にお客様がいらっしゃる状況となっております(資料が足りなくなり、急きょ追加印刷しているぐらいです)。
同展示会にいらした方は、ぜひ弊社ブースまでお立ち寄りください!

今回展示したグローバルビジネスマッチング(GBM)サービスは
大好評で、多くのお問い合わせをいただきました。


ご来訪いただいた方にはオリジナルトートバッグを差し上げております。
(パソコンは付属していません・・・)

名刺交換していただけると、ちょっとしたおやつを差し上げています。

写真には1名写っていませんが、スタッフ一同、お待ちしております。

ブース設営の様子をMovieにまとめましたので、ご覧ください。


2015年10月18日日曜日

韓国・大邱(テグ)で見たダイソーは「本物」か?:グローバルサイトの拠点表示の重要性

韓国の大邱(テグ)に出張した際、「ダイソー」という100円ショップに行った。店内は日本のダイソーと同じような作りである。日本人が「ダイソー」と聞けば、「日本のダイソーのチェーン店だろう」と考えるのが普通であろう。

韓国の大邱(テグ)で見た「ダイソー」
 しかし、この店のロゴは日本のダイソーのロゴとは異なる。日本のダイソーは"DAISO"と全部大文字アルファベット表記のロゴを使っているが、この店のロゴは全部小文字で"daiso"である。

 ここで登場するのが企業のグローバルサイトだ。ダイソーのグローバルサイト(http://www.daisoglobal.com/)をご覧いただきたい。
このサイトには"Store Locator"という機能が付いており、全世界のダイソーの店舗を検索できる。
この機能の"Select Area"で"Asia"を選ぶと、"Select Country"で国が選べる。ここで並んでいるのは、中国、シンガポール、ミャンマー、シンガポール、台湾、香港、タイ、インドネシア、ベトナム、マカオ、マレーシア、フィリピン、カンボジアの13か国と地域である。韓国は無い。こうして見ると、韓国の「ダイソー」は日本のダイソーの公式な店では無い、ということがわかる。

------2015年10月19日追記------
上記につき、本日コメント欄にてご指摘いただいたので訂正する。

上記の通り、グローバルサイトだけを見ると韓国のダイソーは無い。しかしながら、日本サイトの「店舗検索」というページ(http://www.daiso-sangyo.co.jp/shop/index.php)を見ると韓国の店舗が検索できる(http://www.daiso-sangyo.co.jp/shop/index.php?prc=overseas&sid=5)。各店舗のロゴを見ると、上記と同様に全部小文字で"daiso"となっている。韓国のダイソーは、韓国の中堅流通会社「アソン産業」との合弁の「ダイソーアソン産業」が展開しているため、ロゴも日本のロゴとは変えているのであろう。こうして、日本サイトまで見ると、大邱で見たダイソーは公式のお店だということがわかる(ただし、日本サイトにも韓国の全店舗が掲載されているわけではなく、上記大邱(テグ)のお店も掲載されていない。
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グローバルサイトで拠点表示しておくと、サイトに訪れたユーザーは公式の店と非公式の店を識別できる。
よく、グローバルサイトは何のためにあるのか?と質問されることがあるが、こうして拠点表示をして自社ブランドの管理をするためには必須のWebサイトと言えるだろう。

------以下、2015年10月19日加筆修正------
もっとも、全世界の拠点を管理し、常にアップデートしていることが前提となるため、相応の労力をかけることが前提となる。そのコストを削減するため、「弊社のグローバルサイトには拠点表示はしない」という方針の会社もあるが、上記のように、本来は公式のお店であるにもかかわらず、グローバルサイトに拠点表示が無い時点で、公式か非公式かわからなくなる状況も容易に想像できる。たしかに、日本サイトまで見ればわかることではあるが、やはりグローバルサイト本来のターゲットユーザーである海外ユーザーの利便性を考えれば、グローバルサイトをしっかりと更新しておいた方がより使い勝手の良いサイトとなるであろう。







   

2015年10月16日金曜日

【好評受付中】インバウンドマーケティングの具体策:グローバルマーケティングフォーラム2015年10月のご案内

TOC(制約理論)を使いながらインバウンドマーケティングの具体的な方法について解説する実践的なセミナー。

毎月恒例となっている弊社主催のリアルイベント、「グローバルマーケティングフォーラム」を2015年10月22日に東京で開催する。2015年8月のセミナーに引き続き、グローバルマーケティングの中でもインバウンド消費に着目する。前回のセミナーでは、主に台湾からの訪日外国人の行動分析、ならびに台湾で閲覧されているWebサイトを紹介した。
今回は、さらに具体的なオンライン/オフラインのマーケティング施策と、その施策を推進する上で発生しうる課題について、エリヤフ・ゴールドラット博士の提唱するTOC(制約理論)を使いながら考察する。
単に講義するだけでなく、演習の時間を設けることでより理解を深めやすい構成のフォーラムになっている。

2015年10月1日に大阪にて開催された際のプレゼンテーション動画は下記の通り。



開催概要


 対象者

  1. 訪日外国人旅行者のニーズに合わせたマーケティングを行いたいと考えている方。
  2. グローバルマーケティングの担当者になったが、具体的に何をどうすればわからない方。
  3. これまで自分なりにグローバルマーケティングを進めてきたが、一度構造的に頭を整理したい方。

 日時

 2015年10月22日(木) 19:00〜21:00

 場所

神田オーシャンビル 3階 共用会議室
 (〒101-0047 東京都千代田区内神田 1-15-2 神田オーシャンビル3階)

 当日のスケジュール

  19:00~19:30 制約理論の問題解決手法の紹介
  19:30~20:15 インバウンドマーケティングの具体策紹介
  20:15~21:00 参加者同士によるディスカッション

 費用

 5,000円(税込)
 2015年10月18日までにお申し込みの方は事前割引4,000円(税込)

 お申込み

2015年10月15日木曜日

中国・台湾の「爆買い」インバウンド消費ニーズをとらえ、しっかり儲けるためのグローバルマーケティング講座/ グローバルマーケティングフォーラム 2015年10月 in 大阪 開催報告2

2015年10月1日(木)に、AP大阪梅田茶屋町(大阪市北区)にて、『グローバルマーケティングフォーラム 2015年10月 in 大阪 「中国・台湾の「爆買い」インバウンド消費ニーズをとらえ、しっかり儲けるためのグローバルマーケティング講座」』が開催された。グローバルマーケティングフォーラムは制約理論(TOC: Theory of Constraint)の問題解決手法を用いて、グローバルマーケティングにまつわる課題の解決策を出席者も参加して考察する、参加型セミナーである。



後半は台湾からのインターンシップ生、蘇子 倞(日本名:涼子)が中国・台湾からの訪日観光客による「爆買い」に関して掘り下げて研究した成果を発表した。本プレゼンテーションは8月に同内容で東京で実施されているが、内容が大幅に加筆され、充実した内容となった。
台湾から日本へ旅行し、購買に至るまでに接するオンライン/オフライン情報の分析や実際に台湾でよく使われているWebサイトの分析など、「爆買い」ニーズを取り込み、自社の収益向上に役立てるための情報が盛りだくさんのプレゼンテーションであった。
期間限定で質疑応答時間を除く全編を公開するので、ぜひ、ご覧いただきたい。


なお、次回のグローバルマーケティングフォーラム(2015年10月 in 東京)は 2015年10月22日開催予定。


GBSのグローバルマーケティングソリューション

2015年10月3日土曜日

制約理論(TOC)の問題解決ツール「クラウド」の使い方 / グローバルマーケティングフォーラム 2015年10月 in 大阪 開催報告1

2015年10月1日(木)に、AP大阪梅田茶屋町(大阪市北区)にて、『グローバルマーケティングフォーラム 2015年10月 in 大阪 「中国・台湾の「爆買い」インバウンド消費ニーズをとらえ、しっかり儲けるためのグローバルマーケティング講座」』が開催された。グローバルマーケティングフォーラムは制約理論(TOC: Theory of Constraint)の問題解決手法を用いて、グローバルマーケティングにまつわる課題の解決策を出席者も参加して考察する、参加型セミナーである。



前半は講師の岩本の方から、制約理論(TOC: Theory of Constraint)の問題解決手法についての説明があった。下記の動画では、出席者が実際に感じている対立につき、制約理論の「クラウド」を使って解決策を検討する様子が収録されている。身近な事例で「クラウド」の使い方を理解できるので、ぜひご覧いただきたい。



後半は、今回のセミナーのタイトルともなっている、 「中国・台湾の「爆買い」インバウンド消費ニーズをとらえ、しっかり儲けるためのグローバルマーケティング講座」であった、これについては、次の記事で改めて報告する。

なお、次回のグローバルマーケティングフォーラム(2015年10月 in 東京)は 2015年10月22日開催予定。


GBSのグローバルマーケティングソリューション

2015年9月20日日曜日

【好評受付中】中国・台湾の「爆買い」インバウンド消費ニーズをとらえ、しっかり儲けるためのグローバルマーケティング講座 in 大阪

TOC(制約理論)を使いながらインバウンドマーケティングを解説する実践的なセミナー。

毎月恒例となっている弊社主催のリアルイベント、「グローバルマー ケティングフォーラム」を2015年10月に大阪で開催する。今回はグローバルマーケティングの中でもインバウンド消費に着目し、中国・台湾からの訪日外国人の「爆買い」ニーズを捉え、収益を向上させる方策についてエリヤフ・ゴールドラット博士の提唱するTOC(制約理論)を使いながら考察する。単に講義するだけでなく、演習の時間を設けることでより理解を深めやすい構成のフォーラムになっている。

2015年8月に東京にて開催された際のプレゼンテーション動画は下記の通り。


開催概要


 対象者


  1. 中国、台湾の旅行者の動向について知り、しっかりと収益を上げたいと考えている方。 
  2. グローバルマーケティングの担当者になったが、具体的に何をどうすればわからない方。 
  3. これまで自分なりにグローバルマーケティングを進めてきたが、一度構造的に頭を整理したい方。 

 日時

 2015年10月1日(木) 19:00〜21:00

 場所

AP梅田大阪茶屋町
 (大阪府大阪市北区茶屋町1番27号 ABC-MART梅田ビル8F)

 

 当日のスケジュール

  19:00~19:30 制約理論の問題解決手法
  19:30~20:15 台湾における消費者動向
  20:15~21:00 参加者同士によるディスカッション

 費用

 3,000円(税込)
 2015年9月25日までにお申し込みの方は事前割引2,000円(税込)

 お申込み



2015年8月27日木曜日

【動画】グローバルブランド検証 第7回!セブンイレブンの「ザクッと食感のポテトチップス」はプリングルスに対抗できるか?

グローバルブランド検証シリーズも今回で7回目となり、グローバルブランドの日本現地化の取り組みと国内ブランドの取り組みにつき、さまざまなことが見えてきた。前回はギリシャヨーグルト対決で、森永が国内消費者ニーズの取り込みに成功していることが実証される結果となった。
(参照:【動画】グローバルブランド検証 第6回!森永のギリシャヨーグルトはダノンに対抗できるか?

今回の検証内容

 今回は、長らく衰退傾向にあったにもかかわらず、食感を変えることで再び消費者の支持を得つつあるポテトチップスでの検証となった。

グローバルブランドは、言わずと知れたプリングルスである。

一方、国内ブランド代表は、数多くの独自ブランド商品を展開しているセブンイレブンの「ザクッと食感のポテトチップス」である。

さて、どのような結果となっただろうか?

検証方法

  • 検証日:2015年8月17日
  • サンプル数: 6人(男性3人、女性3人) 年代は20代~40代
  • 調査方法:ブラインドテスト(ダノンと森永のギリシャヨーグルトを目隠しした状態で­試­食し、どちらが美味しいかを回答する)

検証動画

検証の様子を動画に収めたので、ぜひご覧いただきたい(再生時間 8分20秒)




【検証】セブンイレブンの「ザクッと食感のポテトチップス」はプリングルスに対抗できるか?


検証結果

 時間の無い方は、動画の7分19秒の辺りを見ていただければ結果がご覧いただける。

 今回は、味付けの濃さと食感に対するコメントが多くなった。
プリングルスが欧米系のお菓子にありがちな濃い味付けであるのに対し、セブンイレブンは日本のお菓子にありがちな(比較的)薄味に仕上がっている。日本人なので、セブンイレブンの味付けを好む人が多いかと思いきや、意外な結果となったわけである。ポテトチップスを食べるときは、がっつりと濃い味を期待する人が多いのだろうか?たしかに、自分がおやつにポテトチップスを選ぶ時のことを考えてみると、しっかりと食欲を満たしたいときに選ぶことが多いような気がする。この辺りは、追加で消費者ニーズの調査していきたいところである。
食感については、生地が厚い方が良いのかと思いきや、薄くてカリッと仕上がっているプリングルスの方に支持が集まった。

 皆さんはどちらが好みだろうか?ぜひ試してみていただきたい。





   

2015年8月19日水曜日

【動画】グローバルブランド検証 第6回!森永のギリシャヨーグルトはダノンに対抗できるか?

本ブログのメインコンテンツとなりつつあるグローバルブランド検証シリーズ。前回はオレオ対クリームクランの対決で、オレオがグローバルブランドの貫録を見せつける結果となった。
(参照:【動画】グローバルブランド検証 第5回!オレオ(OREO)は本当に美味しいか?

今回の検証内容

 今回は、長らく衰退傾向にあったにもかかわらず、各社がインフルエンザ予防やピロリ菌の活動抑制などの効能を持つ成分を含む新商品を投入し、再び市場規模の成長が始まったヨーグルト市場に着目。中でも、最近日本でも人気が出始めたギリシャヨーグルトでの検証となった。

グローバルブランドは、今年(2015年)3月に日本市場に参入したダノン オイコスである。

一方、国内ブランド代表は、日本でいち早くギリシャヨーグルトを市場投入した森永乳業の濃密ギリシャヨーグルトパルテノである。

さて、どのような結果となっただろうか?

検証方法

  • 検証日:2015年7月27日
  • サンプル数: 5人(男性2人、女性3人) 年代は30代~40代
  • 調査方法:ブラインドテスト(ダノンと森永のギリシャヨーグルトを目隠しした状態で­試­食し、どちらが美味しいかを回答する)
森永(A)とダノン(B)のギリシャヨーグルトを目隠しした状態で­試­食

検証動画

検証の様子を動画に収めたので、ぜひご覧いただきたい(再生時間 7分37秒)



【検証】森永のギリシャヨーグルトはダノンに対抗できるか?


検証結果

 時間の無い方は、動画の6分43秒の辺りを見ていただければ結果がご覧いただける。

 今回もなかなか面白い結果となった。特にキーとなったのが、ヨーグルトそのものよりもブルーベリーソースの味である。この趣向はいろいろなものがあるが、グローバルで親しみのある味と、国内で日本人にカスタマイズして作られた味の支持の差が結果に出てきたものと考えられる。また、果肉が豊富かどうかも評価に影響を与えるようである。
 今回は男女の偏りもなく、純粋に好みの問題で評価が分かれたといえるであろう。

 個人的な感想としては、この検証をやるまではあまりギリシャヨーグルトを食べる機会がなかったが、とてもおいしいデザートであることがわかった。今度は別の味もためしてみたいものである(笑)。





   

2015年8月14日金曜日

【動画】グローバルブランド検証 第5回!オレオ(OREO)は本当に美味しいか?

すっかり恒例となったグローバルブランド検証シリーズ。前回はファミマカフェの「カフェフラッペ」とスターバックスのコーヒーフラペチーノの対決で、ファミマのカフェフラッペが大健闘する結果となった。
(参照:【動画】検証!ファミマカフェの「カフェフラッペ」はスターバックスのコーヒーフラペチーノに対抗できるか?

今回の検証内容

 グローバルブランド検証も回を重ねるごとにネタ選びが難しくなってくる。神田にある弊社(株式会社グローバルブレインスクエア)のオフィスで検証するため、あまり遠くにあるお店の食べ物では、検証するまでに鮮度が落ちてしまい、検証ができない。また、グローバルブランドとそれ以外で似たような商品(味まで似ている)ものは、実はなかなか無い。
そこで、今回は弊社社員に広くアイディアを募り、その中で最も似ている商品ということで、ココアサンドクッキー対決に決まった。

グローバルブランドはもちろん、オレオである。

一方、ノーブランド代表は、クリームクランココアサンドクッキーである。

さて、どのような結果となっただろうか?

検証方法

  • 検証日:2015年8月10日
  • サンプル数: 6人(男性3人、女性3人) 年代は20代~40代
  • 調査方法:ブラインドテスト(オレオとクリームクランココアサンドクッキーを目隠しした状態で試­食し、どちらが美味しいかを回答する)
クリームクランココアサンドクッキー(A)とオレオ(B)を目隠しした状態で試食

検証動画

検証の様子を動画に収めたので、ぜひご覧いただきたい(再生時間 11分35秒)



【検証】オレオ(OREO)は本当に美味しいか?


検証結果

 時間の無い方は、動画の9分19秒の辺りを見ていただければ結果がご覧いただける。

今回はオレオがグローバルブランドの強さを証明する結果となった。ただし、動画をよくご覧いただければわかるが、多くの被験者が第一印象としては「どちらかわからない」という反応を示している。また、見た目もそっくりである。ただ、よく考えた末に、やはりオレオの味が良いと結論付けている。似たような商品を作ることは可能であるが、味の面で独自色を出せるようになっていると、ブランドの圧倒的な優位性を確保できることがよくわかる結果となった(こうやって文章にすると、至極当たり前ではあるが、これまでの結果を見ていただければ、必ずしも「当たり前」ではないことがわかっていただけるであろう)

 今回の結果をご覧になった皆さんには、ぜひ、ご自分の舌で味わってみていただき、本当に美味しいのはどちらか、検証してみていただきたい。





   






2015年8月8日土曜日

【動画】台湾の消費者はどのように飲食店を検索するか?/グローバルマーケティングフォーラム 2015年7月 実施報告2

2015年7月24日(金)に、アーバンネット神田カンファレンス(東京都千代田区)にて、『グローバルマーケティングフォーラム 2015年7月』が開催された。今回のテーマは台湾の最新消費者動向であり、台湾在住で来日したばかりのゲストスピーカー 「蘇子倞(日本でのニックネーム:涼子)が現地の動向をプレゼンテーションした。

今回はフォーラム実施報告の第2回である。

(第1回フォーラム実施報告はこちら。 【動画】台湾で最も利用されているメッセージングアプリは何か?/グローバルマーケティングフォーラム 2015年7月 実施報告1 )

第2回は台湾の消費者の飲食店検索の方法である。日本ではぐるなびや食べログが有名で、最近ではRettyなども口コミ数が増えつつある。台湾では何が使われているのだろうか?ぜひ、当日のプレゼン動画を見ていただきたい(動画再生時間:5分45秒)。ただし、説明が英語のため、もし、詳しく知りたい方がいらしたらお問い合わせいただきたい。

お問い合わせ先:(株)グローバルブレインスクエア(外部サイトへリンク)


私の経験上、上海の人は飲食店までのアクセスを調べる際、ネットで調べるよりも店や友人に電話して店の場所を聞くことが多いように感じていたが、台湾の場合はGoogleマップで調べることが多いというのが印象的であった。

次回は、「台湾の若者はファッションに関する情報をどのように調べるか?」というテーマでお送りする予定である。




   


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